五条悟に求愛されているのですが助けてください!❀R18❀
第2章 第二話 ❀「離れてください」
───はぁ、はぁ、はぁっ···。
互いの息遣いが教室に響く。
五条はの中から男根を引き抜くと、彼女の頬を包むように触れ、額、瞼、唇へとそっと口付けをした。
「···、どうして」
余韻が残る微睡みの中で、が五条に問いかけた。
「ごめん。の口から伊地知の名前が出たら、ついムカッとしちゃってね···こんな所で抱くつもりは無かったんだ」
五条の言葉に、は衝撃を受けて余韻がどこかへと吹っ飛んだ。
(い、今···何て?私が伊地知さんの名前を出したらムカッとした···って、えぇ···えぇぇ!?)
つまり、五条悟がに対して嫉妬したのである。
の心境を知ってか知らずか、五条はの体に腕を回し支え「体、痛かったろう」と五条はの体を労りながら、ゆっくりと体を起こさしてハンカチを取り出した。
「大丈夫?痛い所があったらちゃんと言ってよ?」
五条の心配する声はそっちのけで、は五条が自分に気があるのでは···?と半信半疑で動揺する羽目になった。
───嘘でしょっ!!?