• テキストサイズ

五条悟に求愛されているのですが助けてください!❀R18❀

第2章 第二話 ❀「離れてください」



そんな事を考えている時だった。


「お〜つかれサマンサー!!」


事務室のドアをガチャ!と開け入って来たのは言わずもがな五条悟だった。


黒い目隠しに黒服姿の五条悟は、の姿を見つけるや否や長い足で一気に席まで詰め寄った。


椅子の背もたれに置かれた手。
は嫌な予感に冷や汗が背中を伝ったのがわかる。


「伊地知、今日の送迎なんだけど、と交代してくれない?ちょっとと話があるんだよねー」


(そら来た···)


嫌な予感は的中して、キーボードを走らせる手が止まった。


「えぇ、それは構いませんが」


チラッと、心配そうな視線をに向ける伊地知。


「はどう?いける?確か、今日は送迎に入って無かったよね?」


ここで断りでもしたら、伊地知さんに迷惑がかかるかもしれない。
しかも逃げられないような言い方だ。


そう思ったはかい良く了承した。


「承知致しました。今から添付のファイルを纏めるので、少々お待ちください」


と、充電か完了したタブレットに手を伸ばした時だった。


「あっれぇ〜?そんな他人行儀な反応されると傷つくなぁー」


肩を抱き寄せられ、「ヤバイ!」と思った時には既に手遅れだった。


/ 31ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp