• テキストサイズ

対  物  性  愛 .

第20章 白と黒






「少しだけさんと、

話をして差し上げてください。

彼女は黒箱に謝りたいと言っていますよ。」









白さんはまったく目は笑っていないけど、


でも怒ってるでもなく、


墨くんに私との話し合いの時間を設けようと


してくれています。










「彼女いるから💚

ごめんね💚」








墨くんは満面の笑顔で私にそう言い放ちました。


だから私も一歩前に出て言いました。









「私は……私は墨くんが大好き!!

でも、もう墨くんの隣は私の居場所じゃないんだよね。

…だから諦める…

新しい彼女さんに悪いもんね(´・ω・`)」








「良いのですかさん?」







白さんは心配そうに私を見ます。









「白さん私…

疫病神さんから

呪物は女性と契りを交わす前に

他の男性にパートナーを預けて

"前戯を教えてもらう風習"があるって聞いて…

墨くんに確認せずにその儀式をしてもらったんです。

私は…はしたない女なんです…だから

墨くんが拒否するのも仕方がないんです。

白さん行きましょう?

白さんは最初からゲームに

参加していたわけじゃないですよね?

墨くんと同じ方法であっちの世界から

こちらに来ただけ…仕事に戻らなくちゃですよね。

私はなんとか1人で頑張ります!!

ここで解散しましょう。」









/ 685ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp