第16章 価値観
墨
「この森は生きるものも、
そうでないものも、
どうやら全てのものがあちらの世界のコピーらしい。
そんな森で食べ物を放置したり、
焼け炭をそのままにしていたらリスキーでしかないよ?
熊とか野犬が寄ってくる。
だから僕が全て片付けた。」
「へぇ~(´・∀・`#)知らなかった!」
(そっか、森には熊も野良犬も居るもんね💦
さすが墨くん!)
墨
「どういたしまして。
それより…山姥の爪を入手するには
"餌"が必要なんだ。
とりあえず餌を見つけに行くよ💚」
(山姥…)
私は山姥と聞き、
水木しげ◯さんの妖怪を頭に思い浮かべました。
「やっ、山姥かぁ……
そんなもの本当に居るの…?
ていうか居たとして山姥さんの爪は
全部で…手と足を合わせて20枚ですよね?
どれくらい剥いで持って行けば良いの?💦」
ふと疑問に思ったので墨くんに聞いてみました。
墨
「ん?…特に指定無かったはず。
1枚で良くない?汚ないし。」
「確かに(´・_・`)」
という事で、
まずは山姥を保管する為の撒き餌を
捕まえに出発です。