第16章 価値観
墨
「。
今日は森のゲームが始まって2日目
あと5日はあるからのんびりクリアを目指すのも
良いけど、さっさと全部集めて
温泉がある廃墟があるから
残りの日数楽しんじゃお—✨」
墨くんは笑顔でそう言いました。
「でも!!」
"バサッ"
墨くんは
言うことを聞かない私を枯葉のベッドの上に
再び押し倒しました。
墨
「だから僕はに聞いたよ。
相談したよ。
真面目に聞いてなかったのかい( ᯣ _ ᯣ )?」
墨くんは押し倒した私の顔を撫でながら
問いかけてきました。
(相談…?)
墨
「倫理的にどうかなって?
そしたら等価交換をすれば倫理的におかしくないって
は言ったよ。
だから僕は木霊に
等価交換としてイノシシの肉をたんと食べさせて
殺したんだよ何が悪いの( ᯣ _ ᯣ )」
「あっ(´⊙ω⊙`)」
(そうだった…一晩寝て忘れてた💦)
墨
「やっと思い出した?
つぎ、重要なこと忘れたら頭一発叩かせて( ⌒ ͜ ⌒ )」
「!!」
墨くんの手が顔から頭に移りました。
「ご、ごめんね!
すっかり忘れてた💦」
墨
「フフッ...怒ってない💚
さっ、行こっ!誰かに先を越される前に💚」
(良かった……)
「うん!!
でも…なんで昨日のキャンプファイヤーも
豚の丸焼きも全部無くなっているの??」
墨くんは私の手を掴み
その場に立たせてくれました。