第13章 あきらめない
翌日、
朝はまだ良かったけれど
正午2時を回る頃には…
前夜、微かだった臭いが濃くなってきました。
📱
「あの…もしもし…(;´д`)」
ドライアイスの交換がまだ来ていなかったので
心配になった私は、叔母に電話をしました。
叔母📱
「なあに!?仕事抜け出して来たんだから、
要件があるなら早く言って!」
仕事を抜け出して電話に出た叔母は、
イライラしているようで早口でした。
📱
「あの💦ドライアイスが届いてなくて……
凄い臭いが…💦」
叔母📱
「あ—…ごめんなさいね!
ドライアイスって高いらしいのよ—
しかも即日支払いって聞いて、
貴女無理でしょ?払えないでしょ??
今朝連絡が来たから断ったのよー。
遺体自体はバラバラで袋に入っているから
液とかは漏れないし
臭いだけ気にしないようにすれば大丈夫でしょ?」
勝手に断られたドライアイス交換…
私の頭の中はパニックになりました。
(臭いがキツイと、
側にずっと居られないよぉ(´;ω;`))
だってお別れがしっかりできないからです。