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対 物 性 愛 .
第13章 あきらめない
それから2日間私は忘れる事が出来ない
日々を送りました。
「……臭い……」
最初に異変を感じたのは、
初日の夜でした。
寂しさから父と母の棺に上半身を預けて
泣いていたら…
"ぷぅーん"
なんだか血生臭い臭いが鼻をかすめました。
棺は閉められているのにです…
「ど…どうしよう……」
でも両親の遺体は
対面できないくらい身体の損傷が酷いとは聞いていたので、
ドライアイスが入っていたとしても臭うものなんだと
自分を無理矢理納得させ、
出来るだけ家中の窓を開けて眠りました。
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