• テキストサイズ

対  物  性  愛 .

第13章 あきらめない





中1の夏休み、


私の両親は車両事故に巻き込まれ2人同時に


死亡しました。暑い夏の昼間の事です。









母方叔母
「ちゃん悪いけど…

おばちゃん達は明後日の火葬まで来ないからね。

ドライアイスは業者に頼んだから定期的に来て

くれるから……

出来るだけ窓を開けて換気をしなさいね…ゔぇ…」








父と母の遺体は、


何故か冷暖房がない家に運ばれることになりました。


葬儀屋さんで適切に預かってくれるという話があった


ようですが…


私のような孤児には誰も施設の使用料の


支払いの保証人になってくれず


自宅での遺体保管しか方法がありませんでした。











「…うん…」








中学生ながらに、


親戚の人達が"面倒くさい事に関わりたくない"


ことだけは理解ができました。







/ 685ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp