第12章 琥珀の雨のあと
墨
「人間の足なら1ヶ月はかかるからね。
僕だから数十分💚」
「そっか…人間なら無理なんだ…」
このゲームはやっぱり基本的には逃げる事は
不可能のようです。
墨
「さてと。箱しまおう。」
墨くんは地面に置いてある箱を持ち上げました。
墨
「おや(¬_¬)
なんか箱が重たくなってる…
ちょっとー、ちゃん!
僕の1/2に何か食べさせた??
最近肥満気味でダイエット中なんだよ??この1/2」
「え?……あっΣ(・□・;)」
(だからさっき箱は
墨くんに見つからないように
焦って飲み込んでたのね💦)
知りたくなかった現実に、
血の気がサーーーっと引きました。