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対 物 性 愛 .
第12章 琥珀の雨のあと
墨
「それは簡単💚
僕の身体の半分をこの世界に置いて、
その間に審判の目をすり抜けて…
この世界の果てまで行けば
やがて亀裂が入ってるところに
ぶち当たるから、
そこからあっちの世界に出るだけ。」
(はっ、半分身体を置いていった!!?)
確かに墨くんがこの世界から脱走したことを
審判さんは誰1人気づいていませんでした。
「果てって、こんな短時間で行けるなら
他のカップルさん達が抜け出すのも
時間の問題ですね!」
墨
「いや、それは無いよ💚」
「なんでですか??」
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