第6章 早漏マン
墨
「あははっ、お口も早漏なんだね💚」
そんな状況を目の前にしても、
ちっとも動揺しない墨くん。
(墨くんてたまーに凄く鬼?って思うほど、
冷徹な時があるのよね💦
そういえば…墨くんて何のお仕事してるのかな?
住んでいる場所も聞いた事ないかも…
私ってば墨くんのこと何にも知らない…)
渢多
「ガハッ……あみふんだ………
ぐじょ……あが……あが………」
訳:なにするんだ。クソ、歯が…歯が……
墨
「フフッ、ごめんごめん💚
ついやり過ぎてしまったね。
でもアンタが悪いんだよ?
ちゃんに手を出そうとしたんだから。」
(私の為に暴力を…?)
墨くんは心なしか強く私を抱き直します。
渢多
「…ふぉんなふそびっし!はにがひひんだぉ!」
訳:そんなクソビッチ!なにが良いんだよ!
(あっ…私も気になる。
墨くんみたいなカッコいい男性が
なんで私なんかに??)