第5章 トライアングルのち…【虎杖悠仁&伏黒恵・高専編】
今度は自分の意思で雫の秘部に手を伸ばす。
漏らしたのかと思うくらいにヌルヌルとしたものが雫の秘部から尻を伝い、スカートを濡らしていた。
『うっ……嫌…助けて…』
「雫…助けたいけど、どうしたらいいかわからないんだ。とりあえず高専に帰ろう。家入さんもいる。」
震える雫を抱き上げ、走って伊地知さんの待つ車に向かった。
小さくて、細くて…軽くて。
こんな体で呪霊を相手に日々格闘しているんだもんな…
雫を支える腕に力が入る。
「虎杖君…!?雫さんに何かあったのですか…?」
「様子がおかしいんだ。多分だけど…催淫作用のある何かにあてられたんじゃないかと思う。とりあえず乗せるよ。」
雫を乗せ、隣で支えると、はぁはぁと荒い呼吸で俺に擦り寄る。
『悠仁……助けて…キス…して…』
「雫…」
こんな状態の雫にキスしたら、理性なんか絶対にもたない。
伊地知さんが家入さんに連絡を入れている。
「雫、もうちょっとだからな。ちょっと我慢したら、きっと家入さんが何とかしてくれるから。」
『ぁ…お願い…キスだけ…苦しい…の…』
ぽろぽろと涙を流す雫が可哀想で…妖艶で…
思わず唇を重ねた。
『んっ…ふっ……んんっ…ぁっ…』
レロレロと熱い舌を絡め、口内に差し込んでくる雫の後頭部を押さえ、舌を吸い上げる。
サラサラとした、真っすぐで細く厚みのない髪が指に触れる。
無理だ…
雫を押し倒して覆いかぶさり、乱暴に胸を揉みしだいた。
『あっ…ぁんっ……んっ…』
雫の甘ったるい嬌声で脳が溶けそうになり、夢中で制服と下着をたくし上げると、ふるりと揺れる胸に吸い付いた。
「雫っ……ごめん…」
既に固くなっている先端を吸い上げ、舐め回すと雫の腰が浮き上がった。
『あんっ…ぁっ…あぁんっ……ふっ…』
ビクビクと痙攣し、眉間に皺を寄せて涎を垂らす雫。
『ぁっ…もっとしてぇ…悠…仁…』
雫が再び秘部に俺の手を誘導しようとしたその時…
車が高専の駐車場に到着した。
ガチャリ