第1章 愛しい君【夏油傑・高専編】
side 傑
先端から先走る自身の体液と雫の愛液を混ぜるように、グチュグチュと入口を擦る。
『ぁんっ…ぁっ……傑っ…』
「どうしてほしいの?雫、言ってごらん…
さっきみたいに可愛くお強請りしてみせて。」
いつもなら、こんなにしつこく何回も言わせない。
それでも先程の雫の姿が可愛らしすぎて、どうしても言わせたくて…ヌルヌルするソコに自身を押し付ける。
裏すじが雫の柔らかな入口にプチュプチュとあたり、簡単に達してしまいそうだ。
『ゃっ……意地悪…傑の…欲しい…』
自分で動いて入れようとする雫から自身を離す。
「欲しいの?欲しいなら、どうされたいのか、ちゃんと言わなきゃね…」
早く言って。こちらももう限界なんだ…
『ぁっ…すぐるっ…がまん……できない…
入れてっ…傑のおっきいの…入れていっぱい……
いっぱい突いて欲しいょっ……』
涙をいっぱいに溜めて、真っ赤に染まる頬で懇願する雫の姿にドクンと心臓が跳ねる。
「ふふっ…よくできました」
濡れそぼるソコに、ズプリと自身を突き立て、最奥まで一気に潜った。
『あぁんっ…ぁっ……傑っ……ぁんっ』
「っ…はぁ…」
雫のナカは温かくて柔らかくて、キュウキュウと締めつけてくる。
互いの体液が混ざり合い、繋がっている部分はトロトロに蕩けていて、肌をぶつける度にパチュパチュと卑猥な音をたてる。
『ぁんっ…ゃっ…気持ち…ぃぃ…傑……傑っ…』
雫の好きな奥に当たるよう、体をぴったりつけてグリグリと奥を刺激すると、締めつけが増した。
「雫……雫、大好きだよ…ここ気持ちいいね?」
『ぁんっ…私もっ…大好き…傑大好きっ…ソコ……気持ちぃぃの…ぁっ…イっちゃう…ぁんイクっ……』
ビクビクと体を震わせる雫の締めつけに耐えながら、ゆっくりと動く。
「雫…好きだよ…愛してる…」
『ぁっ…私も…愛してる……』
気持ちを伝える度に、ギュっとナカが締まる。
もっと雫を感じていたいけど、私もそんなにはもたないな。
細い腰を掴み、引き寄せるとガツガツと打ちつけた。
『ぁっ…ん…ぃゃっ…イったばっかり…ゃっ…ゃめっ…』