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【呪術廻戦】甘く愛される短編集《R18》

第4章 アングレカム【五条悟・教師編】



再び唇を塞がれ、緩くなった胸元に恵の手が侵入してくる。

『んっ…ゃっ…』

「雫…初めてのキス…奪ってごめんな。けど俺…」

恵の妖艶な瞳が揺れる。


「お前の事が好きだ。」

やわやわと胸を揉む手は、ゆっくりと先端を刺激する。


『ぁんっ…そこやだ…』

「雫…可愛すぎて…
止まんねぇ…」

恵の手が下半身に伸びた時…



「はい、ストップ。」

突然、ミシ…っという音と共に恵の頭が沈んだ。


いつ…入ってきたの?

『五条…先生…』



side 五条

これ…どういう状況なの?

僕の前で着てほしかったメイド服は乱され、胸ははだけていて、あろうことかその胸に触れる、僕がよく知るおおかみ…

髪を乱し、赤い顔をして涙を流す雫は、驚いた顔で僕を見つめてる。

「…何で着てるの?それ。」

『ぁっ…恵に…着てほしいって言われて…』

「何で恵に服を見せたの?」

『出しっぱなしなの、忘れてて…
動画を止めるのに精一杯で…』

あぁ、きちんと動画は見たんだね、偉いじゃない。

「で、こうなっちゃったわけね…」

『ごめんなさい…』

そんなつもりなかったんだけど、結構強く殴っちゃったみたいだから、あと一時間は起きないかな。


「ちょっとまってて♡」

にっこりと微笑むと、恵を担ぎ、一瞬で部屋に移動した。



ーーーーーーーーーーーー


恵を部屋に転がし、すぐに雫の部屋に戻ると、服を掴んでオロオロとしている。

「んー…ホント、何回目のお仕置きになるのか忘れちゃったよ。」

くくっ…と笑う僕を見て、あからさまに怯える雫。

『ごめ…なさ…』


「ねぇ雫。僕もうさぁ、雫のピンチを2度も救ったんだよ…?何かご褒美もらってもいいよね?」

『ごほ…うび…?』

ウルウルと潤む瞳が僕を捉える。

その顔…気に入らない。


「そう、例えばこんな…」

雫の唇にそっと自身の唇を重ね、舌を入れて頭を固定する。

『んっ…んんっ…ゃっ…』

「いいじゃない。恵ともしてたでしょ?」

無理やり口をこじ開け、歯列をなぞって舌を絡める。

『ふっ……やめて…』

トロンと蕩けた顔で、僕を見る雫。


「ホントはこっちのご褒美がいいな。」
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