第1章 愛しい君【夏油傑・高専編】
side 傑
雫の柔らかい舌が絡まるのが気持ちよくて、温かさが心地よくて、後頭部を押さえもっと深く…と舌を絡めた。
「大好きだよ、雫…」
『…ふぇ……?』
唇を離すと銀糸がトロリと雫の下唇を濡らした。赤く色付いた唇と潤んだ瞳が色っぽくて、目茶苦茶にしてしまいたい欲が湧き上がる。
「ふふ…蕩けきっているね。」
制服のジャケットとシャツを捲り上げると、淡いピンクの下着に包まれた双丘が表れた。下着を下から揺さぶると、ゆさゆさと柔らかな双丘が揺れ、我慢できず下着を上げて先端を口に含んだ。
『ぁんっ…やぁっ……傑……』
「嫌?気持ちよくない?」
私の頭を優しく押す雫の手に指を絡ませ、ベッドに縫い付ける。先端を転がし、チュっと吸い付くと徐々に主張するソコ。
『あぁっ…ぁん…ゃぁっ…気持ち…ぃっ…ぁっ…』
ゆらゆらと揺れる下半身に気づき、そっと手を離して布越しに秘部をさする。
「こっちも我慢できなさそうだね。どうしてほしい?雫…」
恥ずかしがって言わないとわかっているのに、いつもこの質問をしてしまう。私の悪い癖だ。恥ずかしがる雫を見たいだけなんて。なのに…
『ぁんっ………さわっ…てぇ……傑に…いっぱい…さわってほし…』
そんなに可愛いらしい事を言うものだから。
「…………ふふっ、仰せのままに。私の…私だけの可愛い雫。」