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【呪術廻戦】甘く愛される短編集《R18》

第2章 青く澄んだ空【五条悟・高専編】


side 雫

深い哀しみを抱えている悟が消えてなくなってしまいそうで、受け入れることを決めた。

透き通るように白い、傷や黒子の1つもない肌。
鍛え上げられた筋肉。傑とは厚みが違うけれど、十分逞しい体。体に似つかわしくない綺麗な顔…

うっすらと汗をかき、切なげに歪む悟の表情が視界に入り、心臓がドクンと鳴る。

「雫……好きだ…」

『……っ…はぁっ…はっ…』

囁かれる愛の言葉に、どう返事をしていいのかわからないけれど、与えられる快感に溺れてしまいそうな自分がいるのが怖い…

悟は繋いだ手を離し、膝を立たせると下から上に向かって腰を動かした。

ぞわぞわとした何かがまた這い上がる。

『んっ…ゃっ…そこ…突くの…ゃっ…』

「…さっき雫がイったとこ。
こうやって突かれると気持ちいいでしょ」

『あんっ…ぁっ…ゃ……あぁんっ…あんっ…』

ビクンビクンと仰け反り、一瞬耳が聞こえなくなって体が熱くなる。

「っ…そんな締めたら…出る…」

悟は更に律動を速める。

『あんっ…ぁっ…イってる…の…止めてさとる…お願い…』

「…っ何回でもイって、雫…顔見せてよ」

イキっぱなしでビクビクと震え、苦しくて悟に懇願するも更に激しく突かれるだけで…

『あっ…あぁんっ…ゃぁっ…あっ…ぁんっ…』

「可愛すぎ…雫」

快感の波が止まらず、下半身の感覚がなくなってくる。

『ぁ…さ…とる…』

「…何?」

『…………気持ち…いいっ』

「っ…俺もっ…俺も気持ちいいよ雫……」

ズチュっと最奥に打ち付けると、悟は体を震わせたまま動かなくなった。

『はぁっ…はっ…ぁっ…』

意識が遠のいてく…
お腹の中にジワジワと温かいものが広がるのを感じる。

「雫の中…すげぇヒクヒクしてる…」

『ぁ…悟も…私の中で…まだ…』

「…出してごめんな。」

『……いいよ。』

雫のナカから出ると、少し時間を置いて白い体液がトロリと流れ出てきた。
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