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【呪術廻戦】甘く愛される短編集《R18》

第2章 青く澄んだ空【五条悟・高専編】


「…悪い。」

そうだよな。
お前はいつも、傑とそういうセックスをしてきたんだよね。裸で抱き合って、心地よく体温を分け合うようなセックス。

俺は女と裸で抱き合ったことなんてねぇからさ。
こんな風に始めちゃって、ごめんな…

俺も全ての服を脱ぎ捨て、何も纏わずに雫の上に覆いかぶさった。

『…っ……』

自分から言っておいて目を逸らす雫が、いじらしくて可愛くてたまらない。

「雫……挿れるね」

『……っ…』

「優しくする。」

十分に昂った自身を雫の入口にクチュクチュとあてがった。

『さ…とる…』

蚊の鳴くような声が俺を呼ぶ。
この期に及んで。

「…止めねぇからな。」

『…しなくて…いい…』

「何?」

『優しくしなくていいっ…道具にしていい…私のこと…』

目を潤ませて俺を見つめる雫。

「わかった…」

きっとお前なりの贖罪なんだよな、傑に対する。
俺を受け入れる代わりに俺の愛情は受け入れず、道具に徹するわけだ。

それでもいい…
お前に今触れているのは俺で、お前を抱こうとしているのも、お前の目に映っているのも俺。その事実だけで十分だ。


「気ぃ失うまで抱き潰す…」

グッと自身を押し進めると、先端がクプっと呑み込まれていく。

『ぁっ…んんっ…はぁっ…』

眉間に皺を寄せる雫の膝を押さえ、一気に奥まで潜った。

『はぁっ…ん…ぁっ…ぅっ…』

「っ…お前…入れただけだろ…」

奥まで挿れただけなのにヒクヒクと軽く痙攣するナカ。どんだけ敏感なんだ。

「雫…やべぇ気持ちいい…」

柔らかく、ヒクつくナカを味わうようにゆっくりと突くと、雫の控えめな胸がフルフルと揺れる。

耐えられず、雫の胸を優しく掴んで揉みしだき、腰を打ちつけた。パチュパチュと卑猥な音が響き、律動を速める。

『んんっ…ぁっ…はぁっ…あぁっ…』

半開きの口に舌を捩じ込み、両手をベッドに縫いつける。

「雫っ…好きだっ…」

どうせバレてんなら…と開き直り、俺は素直に雫への気持ちを口にし続けた。
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