第5章 トライアングルのち【虎杖悠仁&伏黒恵・五条悟 現代編】
『ふっ……んんっ…』
浅い呼吸しかできず、徐々に首や顔が赤らんでいく。
「早く言った方がいいよ…
冗談じゃなくこのままだとアバラ折れちゃうし、肺もつぶれちゃうよ?」
更に体重をかけ、奥を突き続ける。
『かはっ……ぅっ……』
苦しそうに僕を見つめていた瞳が上を向き始め、瞼が閉じそうなのを見て、急いで手をベッドについた。
「…っ…ちょっとやめてよ、意識飛ばしかけるとか。
馬鹿なの?言えば済む事なのに…」
空気を求め、深く呼吸する雫の髪を掬う。
「そこまで頑なに言わないって事が、僕を今でも好きっていう何よりの証拠なんじゃないの?」
『………』
「雫…」
赤くなった胸の先端を口に含む。
『んんっ……ゃっ…』
身を捩る雫のナカに再び潜ると、弱った雫は何も抵抗しなかった。
『ふっ…んっ……はぁっ…』
グジュッ…ズッチュ…
「…僕達さ、拗らせちゃったね……」
下から上壁を擦るように突き上げる。
『…っ……あっ…そっ…それ…ぃゃっ…ゃっ…』
ブルっと震え、僕の手を掴む雫。
『ぅぁっ…やっ…出ちゃ……』
プシャァッ…プシャ……
僕がナカから出ると、勢いよく飛び散る雫の体液。
「この突かれ方、弱いよね。
絶対吹いちゃうもんね…」
滴る体液を塗り付けるように入り口をグリグリと擦り、再び潜る。
『んあっ…ぁっ…』
「雫…」
抽挿を早めると、射精感が襲う。
「子供つくろっか…」
side 雫
グジュッ、ズッ…
『っ……何言って…』
朦朧としていた意識は簡単に戻り、目を見ると、にっこりと微笑む先生。
「ナカに出すよ……」
『…っ…冗談…ですよね…?』
「そんな冗談面白くないでしょ。」
血の気が引いていくのがわかる。
確かに先生はふざけても、嘘は言わない。
『っ子供ができても…先生にメリットない…』
『あるよ?雫とずっと一緒にいられる。
僕らの子なら、普通に超絶可愛いでしょ。」
『やめてっ…思いつきでそんなっ……』
バチュバチュと音を立ててスパートをかける先生。
「……っ………」
動かなくなった先生を呆然と見つめた。