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【呪術廻戦】甘く愛される短編集《R18》

第5章 トライアングルのち…【虎杖悠仁&伏黒恵・高専編】




side 五条



一番悪いのはそう、僕だね。



悠仁と恵の事なんて言えない。


僕がしたこと…
まだ僕の生徒じゃなかった雫が家出を繰り返して公園で一人、寂しそうに俯いていたあの時、僕の部屋で保護して…


君に手を出した。


当時の感情は覚えてないけれど、孤独な君を救えたら、なんて立派な思いを持っていたわけじゃなかったのだけは確かだ。


雫が高専に編入しても頻繁に情事は続いた。
僕と一緒にいる事に安心し、徐々に快楽に溺れていくのを見てこれはマズイなと思い始めた頃、出張やら上層部との会合やらで忙しくなって、寮にいない事が増えた。


家に居辛い君の立場をわかっていたのに、君の変化に気付く事ができなかった。
寮の部屋に来なくなったかと思ったら、遅刻、授業中の居眠り、無断欠席…雫らしくない行動が増えてきたと思った最中の大怪我。


後悔しているんだろうね。
君がセックスに依存するようになってしまった大元の責任は僕にある。


君をまた普通に戻してあげるためにクリニックに共に通い、カウンセリング結果を聞き、君が処方された薬の内容だって頭に叩き込んだ。


その頃にやっと、自分の気持ちに気付いたんだ。
これはただの罪滅ぼしではないということ。


ーーーーーーーーーーー


「そうだよね…君をこんなにした僕を頼るわけないもんね。」

タイツの上から秘部をなぞるように優しく擦る。


『んっ……ゃっ…』

僕を見ないように顔を逸らし、目を瞑って抵抗しようと身を捩る雫。

片手で頭を支えると、舌を捩じ込んで口内を犯す。

『んーっ…んっ……んゃ……っ…んぁっ…』

陰核を舐めるように上顎の奥を優しく刺激し続けると、ビクンと大きく震え、涙が溢れる。


『ふっ…んんっ…ん…ゃ…』

口端から唾液を流しながら痙攣する雫の頭を優しく撫で、制服を捲り上げた。

「変わってないね…気持ちいいとこ。」

ブラウスのボタンを外し、スカートを脱がして下着姿にすると、雫の白い肢体が現れた。

「ちょっと痩せた…?けどここは相変わらずだ。
こんなん持ってるから男が誘われちゃうんだよ。」

下着から溢れそうな双丘。横に広がろうとする肉が柔らかさを物語っている。
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