第2章 想い出 / 七海 建人
『、、、、え、七海さんが、、私を、、?』
「はい。前から貴女が好きでした。なので条件は私を生きる理由にする事、想い出にしないでください、、。」
『、、、、、。』
「、、、、。」
『、、七海さんが呪術師として復活して任務とかでもずっと気になってて気づいたら目で追ってて、でも七海さんくらい素敵な人なら私なんか眼中にないだろうなって、、憧れって決めつけて自分の気持ちを誤魔化してました、、。』
「え、あの、、」
『、、私も好きです。』
「っ! ほんと、、ですか?」
『はい。七海さんが好きです。』
久しぶりに明るい顔をしてくれてほっとしたのと、まさか花咲さんが私に好意を寄せているとは、、すごく嬉しい。
お互いに顔を見合わせ自然と唇が重なる。
『、、んっ』
「可愛いです。」
ふふっ と2人で笑い再び唇が重なり、だんだん深く貪る様なキスになってくる。
『んんっ、、はぁ、、』
「もっと舌出してください。」
『は、、っ、、んんっ』
花咲さんが酸欠になる前に唇を離すと、透明な糸が2人を繋ぐ。
酔いしれたのか花咲さんの表情は とろん とし私がこんな表情にしたのかと思うと、、唆る。
「、、花咲さん。抱いていいですか。」
『、、凛って呼んで欲しいです。』
「凛。貴女を抱きたい。」
『私も建人さんに抱かれたいです。』
「っ!、、あまり煽らないでください、、抑えが効かなくなる、、。」
そう言って凛を抱き上げベッドの上に降ろし覆い被さる。
『、、なんか、恥ずかしい、、ですね。』
「そんな事忘れるくらい気持ちよくしますよ。」
『、、っ!』
そのままゆっくり唇の形、口内を確認する様にねっとりキスをする。
指で耳に触れ優しくなぞると身体が ぴくぴく と反応し気持ちよさそう。
そのまま服をはだけさせ、下着が見えるまで脱がせた。
月明かりが部屋に差し込み凛の肌を照らし、とても綺麗だった。
「、、綺麗です。」
ぽつり と呟いて上の下着のホックを外し胸を露わにする。
恥ずかしいのか急いで胸を隠す凛がとても愛おしかった。