第2章 極秘任務
下からは虎杖くんが腰を上下に揺らして
おしりからは恵くんのモノが入ってくる
2人同時は初めてで
なんとかギリギリ意識を保っていた
『っ‥‥ゆ‥じ‥‥っ‥くん‥めぐみ‥‥っく‥』
お腹の奥でごりごりと2人のモノが擦れあって
溶けちゃってひとつになりそうなくらいで
『お‥おかし‥く‥なっちゃいそ‥っ‥』
目の前にある厚い胸板にへたり込むように身体を預けるけど
2人とも止まってくれる気配もない
どっちが虎杖くんで
どっちが恵くんなのか
ぐちゃぐちゃに混ざり合って
もうなんにも考えられない
「せんせ‥っ‥‥今すぐじゃなくていいからさ‥‥いつか俺のこと選んでよ‥」
余裕なく笑う虎杖くんの笑顔に胸がとくりと跳ねる
「ケヒヒ‥‥そんな呑気な事を言ってると他の奴にとられるぞ小僧‥‥こんな上玉、俺が何をしてでも服従させてやろう」
『ひゃっ‥‥』
ぺろりと舌で舐められて
両面宿儺の低い声が聞こえてくる
「あっ!!オイッ!こんなとこで出てくんなっての‥!」
ばちんと手の甲を抑える虎杖くん
「さん‥‥俺の事を選んでください」
『っ‥めぐ‥み‥くんっ‥‥』
虎杖くんたちに気を取られている間にぐいっと奥まで腰を打ち付けられて
背中を反らす
激しい腰の動きとは裏腹に
背中に無数に落とされていくキスはそこから溶けていってしまいそうなほど優しくて甘かった
「せんせ‥っ」
「さんっ‥」
下からは虎杖くんが首筋や胸元に痕を残して
上から覆い被さるようにして密着する恵くんからも背中にたくさんの痕を残されていく
あの煙を吸ってしまったあとは
どんどんと脈拍が弱くなっていくのが自分でも分かって
全身の血の気が引いて寒気がしているのに
身体の表面だけが異様に熱かった
そうして今
何度も何度も2人が抱いてくれたおかげで
脈拍も寒気もなくなった
その代わりに身体に残ったどうしようもない疼きは未だ治らないままだった
悟にこの事がバレたら
とっても怒られそうだな‥
そんな事を考えながら
私は一度意識を手放した