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四作目 石田秋彦

第1章 本編


後日。

「みのりちゃん!
モアジャンの動画見ているよ!カワイイ!」

「ほんと?見ていてくれて、嬉しいよ!秋彦くん!」

「みのりちゃんが、カワイイ!」

「そ、そうかな…?」

「みのりちゃんが、一番、カワイイと思う!」

「い、一番!?お世辞でも、嬉しい!
ありがとう!もっと、頑張るから、
秋彦くんが、応援してくれると、嬉しいな!」

「俺は、ずっと、応援する!」

「うん!秋彦くんは、応援してくれているよね!」

「だって、幼馴染だろ?」

「一緒にいたからね、すごく、感謝しているよ!」

「みのりは、学校生活は、どうだ?
俺は、中学で、副委員長をやっているけどね」

「楽しいよ!みんな、親切で優しい人ばっかりだもん!
副委員長やっているよね!すごい!
秋彦くんって、昔から、世話好きだったから、
想像できるよ!」

「だろ?オカンって、言われたり、しているんだぜ?」

「オカン?面白いね!」

「みのりちゃんが、笑うと、
俺も、嬉しい気持ちになるよ!」

「ホントに!?そう言ってもらえると、
すごく、嬉しい!
アイドル好きの、秋彦くんに言われると、
なんだか、自信がつく!」

「前にも言っていたけど、アイドル好きって、
引かれそうな気が、するな…って、思っていたけどね」

「引く訳ないよ!だって、私も、アイドル大好きだし!
キラキラしていて…可愛くて、すっごく、憧れる!
いろいろ、お話できるから、秋彦くんが、
アイドル好きって、聞いて、嬉しいんだ!」

「そう言ってくれると、嬉しい!」

「秋彦くんは、ずっと、私を助けてくれたり、
力を貸してくれたり、笑顔にしてくれたり、していたし!
今度は、私が、秋彦くんを助けたり、
力を貸したり、笑顔にする番だね!」

「みのりが、みんなに、暖かい心を分け与えてくれたら、
それでいいよ、こたつかな?」

「こたつ…?えへへ、そうかな?」

「アイドル会の、こたつになりたいって!
動画で言っていたじゃん!」

「なりたいけど…ダサいって、言われちゃって…」

「まぁ、何て言うか、もっと、いい表現があれば…」

「例えば?」

「布団や毛布になるとか!」

「なんか、いいかも!」

「でも、よくよく、考えたら、あんまし、
参考にならない気がする…」

「そうかな?」

キャッチフレーズに、悩むのだった。
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