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四作目 石田秋彦

第1章 本編


石田秋彦には、命よりも、大事で大切な人がいた。
花里みのりという、可愛らしい女の子だった。

茶髪に、ぱっちりとした灰色の瞳が
印象的な、ふんわりとした、心優しい女の子だ。

家が近いことから、よく遊んでいる。

ちなみに、今日は風邪気味の為、
俺は自分の部屋で寝ていた。

目を開けると、茶色い天井…
俺の家にして、俺の部屋だった…

「大丈夫?秋彦くん?」

「うぅ…大丈夫だ…これくらいの熱…
どうだってことは、ない…」

「そうかな?でも、すっごい、熱だよ?」

「じゃあ、寝ておく、風邪薬飲んでおくから、
ありがとな、みのりちゃん」

「どういたしまして!
あっ、おかゆ作っておくね!」

「ありがとな、それにしても、みのりちゃん、
風邪が、うつらないか、心配だ」

「う、うん、わかった、
じゃあ、私、もう、帰るけど、
あっ、モアジャンの、動画見ておいてね!」

「うん、わかった、見ておくね」

こうして、俺は、みのりが帰った後、
モアモアジャンプ!の、動画を見るのであった。

そこには、輝いている、みのりちゃんの姿が、
俺の目に焼き付いてきた

(みのりちゃん、こんなに、輝いているんだ
見守るんじゃない、助けてやらないと、
そして、応援しないといけない、
そんな、気持ちが、自然と湧いてくる…)

モアモアジャンプ!の動画を見た後
俺は、眠りにつくのだった…

早く風邪を治さないと、いけない、
学級副委員長として、支えてやらないとな、
石田秋彦、早く寝ろよ、風邪を治すために、
早く寝ろよ。

俺は、こんな、夢を見た。

それは…幼稚園の頃、
みのりが、幼稚園を卒園するときに
起きた出来事だった。

あの時、実は、俺の方が、
一つ年下であることに気づいて
その後でも、同じ小学校に通って、
ずっと、仲良くしていた。

懐かしいな…

でも、みのりは、アイドルだから、
恋愛はしない…

それでも、俺は、将来的に、みのりちゃんを
幸せにしてやるんだ!

って、想い、思いながら、
俺は、再び眠りにつくのだった…

それから、翌日、
俺は、風邪が治ったことを、出会って、
みのりに伝えるのだった…

「風邪が治った、今度、デートに行かない?」

「治ったんだね!
久しぶりのデートだから、楽しみだな!」

「楽しませてやるからな!」

デートの約束をするのだった…
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