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四作目 石田秋彦

第1章 本編


花里みのりと石田秋彦は、
一緒にゲーセンデートをしていた。

「よし!みのりが勝ったら、言うこと聞いてやる!」

「よーし!頑張るぞー!」

みのりは、音ゲーが得意だったな、
だが、好きなゲームの為、負ける訳にも、いかない。

しかし、俺はみのりに負けてしまう。惨敗だ。

「じゃ~何聞いて貰おうかな?」

と、みのりは、ニヤニヤしながら、
俺にこう言った。

「一緒にプリクラ撮ろ!」

「お、おう、いいぞ…」

って、プリクラって、俺、何されるんだ!?大丈夫か?

(カメラを見てね!3・2・1!パシャッ!)

と、機械の言葉と共に、プリクラが、撮れるのだった。

「うわっ!秋彦くん!カワイイー!」

恥ずかしい…変な顔になってるじゃん…

「じゃあ!クレープ奢ってくれる?」

「わかったよ!」

みのりと秋彦は、一緒にクレープ屋さんにやって来た。

「私!イチゴクリームクレープが食べたい!」

「わかった、えっと…450円か…」

秋彦は、イチゴクリームクレープの、代金を支払った。

「ありがとー!秋彦くん!」

「アイドルだから、甘い食べ物、控えた方が良いと思うけどなー」

「うぅ…そうだけど…たまにはいいかな?」

「遥ちゃんに、怒られそう…」

「そう…だよね…うん!今月のクレープは、
これだけにしておく!
あっ、何でも、言うこと聞いてあげるんだっけ?」

「今日だけだぞ?」

「そうだよね、じゃあ…ペンギンのグッズを買いたい!
遥ちゃんに、勧められて、可愛いから、
集めようかなーって、思って!」

「お!いいじゃん!じゃあ、買いに行くか!」

「うんっ!」

みのりと秋彦は、ペンギングッズを専門とした、
お店にやって来た。

「ここか、可愛いグッズが、いっぱいあるなー」

「うーん、高いのを買ったら、秋彦くんに、
迷惑だからな…」

「なるべく、安いので、お願いします!
俺、あんまり、小遣いないから!」

「うーん、じゃあ、このストラップ!
お揃いで、買っちゃう?」

「そんじゃ、それ買おう!」

秋彦は、ペンギンのストラップを購入するのだった。

「秋彦くん!今日は楽しかったよ!ありがとう!」

「俺も楽しかった!」

「みのり…」

「秋彦くん?どうかしたの?」

「また、遊びに行こうな!」

「うんっ!」

二人は、いつか、デートすると、誓うのだった。
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