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高校を中退して白石蔵ノ介と夫婦になるお話

第29章 白石家のパパとママが小さい頃のアルバムを見ました


ある日、俺の実家から昔のアルバムを持ってきてみんなで見ていた。

優「あー!たっちゃんが赤ちゃんの時の写真や!」
達「たっちゃん!可愛ぇなぁ!」
「ふふふ…これはたっちゃんじゃなくてパパなんだよ?」
達「えー!?パパちゃうよ!」
優「せやで?パパがこないに赤ちゃんのわけないやん?」
蔵「パパかて赤ちゃんの頃があったんやで?可愛ぇやろ?」
幸「僕らにそっくりやん!……あっ!これもパパやろ??」

幸ノ介が見せてきたのは俺が小学校入学した時にオトンとオカンと撮った写真やった。

蔵「せやで?小学校の入学式の時に校門前で撮った写真やな!」
幸「今の僕にかなりそっくりやね!」
達「幸ちゃんみたい〜!」
優「ところでこの隣のオッサンとオバハン誰やねん??」
「こら!オッサンとかオバハンとか言わないの!」
蔵「あはは…こっちはパパのオトンとオカン…つまりはみんなのおじいちゃんとおばあちゃんやで?」
達「えぇっ!?バアバのシワシワないよ?」
優「じいちゃんもハゲ予備軍やないやん!?今よりデコ広くないで!?」
幸「2人ともそないに驚かんで良えやん?時の流れは残酷って言うやろ?」
蔵「それ絶対、じいちゃんばあちゃんに言ったらあかんで?」
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