第20章 白石家の次男の初恋のお話
今日は次男の優ノ介の幼稚園の友達が数人、我が白石家に遊びに来るらしい。
優「パパ!今日はマッパでヨガやったらあかんからな?」
蔵「いや、いつもパンツ履いとるやん!?マッパでやった事ないで!?(涼子ちゃんの前で酔っ払ってやった事はあるけど…)」
優「パンイチやろうが今日は変態ヨガ禁止や!幸ちゃん?ちゃんとたっちゃんが邪魔してこんように見といてや??ママ?おやつはいつもの安いクッキーやのうてこの前貰ったお高いの出してや?萌ちゃんは泣いたらあかんで??それから……」
蔵「なんや…凄い張り切り様やなぁ。つーか、変態ヨガとか失礼とちゃうか!?」
「あはは…今日は初めて優ちゃんのお友達がいっぱい来るからねぇ〜。確か律君と暁斗君と美桜ちゃんと朱里ちゃんだったかな?どうやら優ちゃんは美桜ちゃんって子の事好きらしいのよ!」
蔵「えっ!?優ちゃんの初恋!?どんな子や??」
「ん〜…優ちゃんと同い年なんだけどお姉さんっぽい感じの子かな?5歳にしては落ち着きある子だったよ?あと、同じ組で一番可愛いと思う!」
蔵「そっか…優ちゃんも女の子好きになる年頃になったんやなぁ……数年後にはホンマもんの彼女連れてくるんやろか…そしてあっという間に結婚して孫が生まれて…」
「いやいや、それは気が早すぎるからね?」
優「パパ!ママ!ちゃんと掃除しといてや?床に萌ちゃんのヨダレの跡残ってんで!」
「はいはい!そう言う優ちゃんも子供部屋ちゃんと片付けなさいよ?」
優「分かっとるっちゅー話や!」