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高校を中退して白石蔵ノ介と夫婦になるお話

第16章 白石家の長男はママが大好きです


内緒のおやつを食べた後、お昼寝から起きた逹ノ介と萌と4人で優ノ介のお迎えに行きます。

幸「優ちゃん!迎えに来たで〜!」
逹「来たで〜!」
優「遅いで!もっと早よ来んかい!」
「コラ!威張ってんじゃないの!」
優「せやかて優ちゃんのお迎え1番遅かったんやで!?いつももっと早いのに…」
幸「ママ?優ちゃんは迎え来なかったらどないしようって不安やったんやと思うで?怒ったらあかん!」

弟想いの幸ノ介は半泣きになっていた優ノ介の気持ちを代弁した。

達「ママあかんで!」
「……そっか…優ちゃんごめんね?でもこれだけは分かって?優ちゃんの事迎えに来ないなんて事絶対にないからね?」
優「ホンマに?」
「うん!たまに遅くなっちゃう事あるけど何があっても絶対に迎えに来るからね?だから心配しないで?」
優「…分かった!優ちゃんもぅ泣かへん!せやから…」
「ん?」
優「帰りに優ちゃんの事抱っこして?」
幸「そりゃあかん!!」
優「なんでやねん!?」
幸「えっと…ママは萌ちゃん抱っこしとるんやからあかんねん!優ちゃん大きいんやからママだと2人も抱っこできへんやろ?」

本音は自分はもぅ外で抱っこしてもらえないのに優ノ介がママに抱っこされるのはズルいと思っているのである。

「じゃぁ…みんなでお手手繋いで帰ろうか?」
優「しゃ〜ないなぁ。マザコンの幸ちゃんの為に優ちゃんママに抱っこ我慢したるわ!」
幸「マザコンちゃうわ!」
優「いや、マザコンやん?萌ちゃんがママのおっぱい飲んどるの羨ましそうに見てたやん?」
幸「見てへんし!」

なんやかんや兄弟の中で1番ママが大好きなのを優ノ介に気付かれているのである。

「まぁまぁ、早く帰っておやつにしようよ?」
達「ねぇねぇ?ママ??」
「ん?たっちゃん、なぁに??」
達「まじゃこんってなぁに??」
「そういう言葉はまだ知らなくていいから!」
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