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高校を中退して白石蔵ノ介と夫婦になるお話

第7章 子供の名付けって悩みますよね


「萌ちゃんの名前はこうやって決まったんだよね。」
蔵「せやな…冷静になった今、ホンマに萌ちゃんって名前にして良かった思うわ。」
「本当だよ。ラブリーちゃんとかプリンセスちゃんとか外で呼べないでしょ?」
蔵「呼べへんな…呼んどる自分想像したら痛々しく思えてきたわ。まぁ、たまに家に居る時に『お姫ちゃま』って呼んだりはするけど。」
「もぅ…本当に蔵ちゃんは萌ちゃんが可愛くてしゃーないんだから…」

この時涼子ちゃんはノンアルの缶を口に近付けながら少しスネた顔をした。もしかして…

蔵「なんや?ヤキモチ妬いとるん??」
「…………ちょっとだけね?」
蔵「素直やなぁ?酔っとるん??」
「これはノンアルだから酔いません〜!私は元々素直なの!」
蔵「せやったな。いつもは四児のママやっとるからしっかりして見えるけど…蔵ちゃんの前やとホンマは素直で甘えん坊やもんな?……涼子ちゃん?抱っこしたるからこっちおいでや?」

俺は両手を広げて涼子ちゃんを呼び抱きしめた。

「ん〜!蔵ちゃ〜ん!大好きぃ〜!今は私だけの蔵ちゃんだからね?」
蔵「俺も大好きやで!今はいくらでも甘えて良ぇからな?」

こうして俺らは萌ちゃんが目を覚ますまで二人きりでイチャイチャ過ごした。



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