第18章 相愛 × 真実 ★
────数日後…
カチャ…カチャ…
カタン
「……」
ギシッ
「サクラ」
『すー…すー…』
「サクラ」
『ん…んー…ネーロうるさいよ…』
「……」
『ん…っ』
くちゅ
『んんっ!?』
口内の感触に目を開けると、目の前にはキスをしたままサクラを見つめるイルミがいた。
くちゅ、くちゅ
『んっ、んぅ…っ』
尚もイルミはサクラの口内を蹂躙する。そこには何の感情もなく、ただの‘‘行為’’としての口付けだった。
『ん、イル…っ』
もがいても止まない口付け。そして、サクラの顔の横についていたイルミの手は、サクラの胸元へと移動する。
『!?』
服の上からサクラの胸をやわやわと揉み、指は突起を掠める。
下着を着けずに寝ていたサクラには、その少しの刺激だけでも十分な感覚があった。
『んっ、…っ』
くちゅり
ようやくイルミの唇が離れたと思えば、今度はいつのまにか露わになっていたサクラの胸へと移っていく。
『あっ、ん…っイルミ…』
「……」
『どう、して…?あ、んっ』
ちゅうっと乳首を吸われて嬌声が漏れる。そして舌先でころころと転がされて甘い痺れをもたらす。
『あっあっ…やぁ、っん…イルミ、ど、して急にこんな…こと…っあ』
「……」
問いかけには一切答えず、イルミは行為を進める。空いた手でサクラの下腹部を探り、下着の上から秘部をひと擦りした。
『ひぁ、んっ!だ、めぇ…待ってぇ…っ』
下から上へと擦る度にサクラの身体がびくびく揺れる。
『あんっ、やぁ…っあっん』
ちゅく、ちゅく
下着の上からでもわかるくらいの水音がし始め、イルミはその指で下着をずらした。そして直接秘部を撫でる。
『ひゃぁん、っあん、そこは…っ』
サクラが手で制止しようとするも上手く力が入らず、意味を成さない。問いかけても、もがいてもどうにもならないと観念したサクラは抵抗するのをやめた。
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