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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第6章 あなたは私の何を知っているの?


「…楽しかったのか?」

「ええ…勿論…。」

「…………。」



しずくがそう言うと悟は黙ってしまった。




どうしたというのだろうか。

何故か部屋を出て行かない悟にしずくは困惑する。




「しずくは僕の顔が好きなんじゃ無いの?」

「はい?」

真面目な顔で悟が聞いてくるから、思わず変な声が出た。




「……何言ってるの…。」

ジトッと悟を見て、右手で頭を抱えた。

「マッチングアプリに僕程のスペックが居るはず無いじゃないか。」




……何故こんなに自分に自信があるんだろう。

確かにチラッと見る悟は滅多にお目にかかれないほどの美貌だ。

そしてそれが自分の夫なのだから嫌になる。




「……大事な事だからちゃんと言うわ…。
まず、私は顔で異性を選ばない。今日みたいに趣味が合ったり、一緒に居て楽しい人を選ぶわ。

あなたが顔で異性を選ぶなら良かったわね。
私より再婚が早そうね。」

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