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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第5章 デートくらい出来ます


どんなに視界を塞がられようと、キスをしてくる唇も、聞こえる息も、触られる手も悟なのに。

不思議と視界が見えないだけで、声が出る。




「あっ……悟っ…。」

自分の乳首を舐めている悟の頭を掴んだ。

あの日と違って今日は自分からも悟に触れられる。




「…僕の名前でいいの?」

意地悪く悟は自分の名前を呼んだしずくに聞いた。




ギシッと悟の体が覆い被さって、耳元に悟の顔があるのが分かった。

「抱かれるのは僕でいいのか聞いてるんだ。」

しずくの耳をペロッと舐めながら悟は聞いた。




比べる男も、悟の代わりに思い浮かべる男も居ない。

そんな事知っている癖に。




「……嫌よ……。」



ふいっとしずくは首を振って耳から悟の唇を離した。

そのしずくの仕草を見て、悟は笑った。




「はっ…でも残念だねしずく。

しずくは僕しか知らないもんねぇ。」



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