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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第2章 離婚して下さい


『上手くやっていた?』

悟の言葉にしずくはふっと笑った。

そのしずくの顔を見て、今度は悟の方が眉毛を動かす。




「だってそうだろ?この10年喧嘩もした事無いし、君はこの家で好きに過ごしていたじゃないか。

別にお金に苦労させた事も無いし…僕は女性関係だって潔白だ。」




しずくはどうだか知らないが。




悟はしずくが10年間、この家でどう過ごしてきたかなんて知らなかったし、知る気も無かった。




悟がしずくと結婚したのは『都合』が良かったからだ。




10年前、五条家の当主になった時に、本家は悟に沢山の嫁候補を当てがった。

勿論理由は六眼を持つ悟の子作りの為だ。




色んな女性が毎日毎日悟に会いに来る中で、悟の目に留まったのはしずくだった。




まずはその端麗な容姿が目に入った。




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