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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第2章 離婚して下さい


悟は高専の上着を脱ぐとしずくを見た。

明らかに悟に話があるようだ。




悟はため息を吐くとしずくの向かい側に座った。

そのため息の音にしずくの顔が少し歪んだ事には気付かない。




「…何か話があるの?」

用が無ければこうして悟の帰りを待つ事は無いだろう。




姿勢良く座って膝に両手を置いて悟を見ているしずく。

悟はその顔を見ながら疲れた様に体をソファに倒した。




「離婚して下さい。」




静かなリビングにしずくの声がハッキリと響いた。




「へぇ……何で?」

「………………。」




こんな関係の2人だったが、悟はしずくからその言葉が出る事に驚いている様だった。




「何で今さら離婚?僕たちは上手くやってきたじゃ無いか。」

悟の言葉にしずくの片眉が動いた。

何か反論はありそうだ。




悟は本気で理解が出来なかった。

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