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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第4章 あなただけは絶対に嫌なんです


分かってはいたが、硝子はしずくの味方の様だ。




どいつもこいつも離婚して当たり前だと言う。




「……しずくと離婚してさぁ、面倒だったらまた適当な相手と結婚しなよ。」

「……………。」

「それが2人にとって1番『面倒くさく』無いんじゃない?」




確かに面倒くさい風習から逃げる為の結婚だった。




「…僕にだって情はあるさ。」

「そんなの要らないってしずくは言ってんだよ。」

「…………。」




硝子はどこまでしずくから聞いたのだろうか。




家に帰りリビングに入ると、しずくは居なかった。

あの夜から大人しくしていて、今は自分の部屋に居るのだろう。

悟はすぐにしずくの部屋に行った。




「しずく。」

呼ぶと同時にドアを開けると、しずくはベットに座りながら本を読んでいた。




「……おかえり…ご飯食べる?」




いつもと変わらない表情でしずくは言った。


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