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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第4章 あなただけは絶対に嫌なんです


そんな硝子の言葉に、悟は目を伏せた。




「僕がそんな事で結婚決めたと思う?」

まだ慣れない悟の一人称。

思った答えとは違う回答に、硝子は目を細めた。




どうやら相手の女性とは恋愛結婚ではなさそうだ。

それを当たり前の様に口にする悟に、同じ女性として少し不快になった。




「……それは…続かなさそうだね…。」

ここに傑が居たらそんな結婚をする悟を止めそうだ。

だけれどももう、そんな役割の人間が2人の間には居ない。




「そんな心配無いよ、しずくは上手く出来る。」

「…………。」




一方的な悟の話だけでは半信半疑だった。

それでも悟は自信ありそうに笑って言っていた。




そのしばらく後に、京都校を卒業したしずくと会った事がある。




悟の横に大人しく並んでいるしずくを見て、硝子の印象は。

『悟に染まりそうな子』だった。



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