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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第4章 あなただけは絶対に嫌なんです









「あんた離婚されるんだって?マジでウケるんだけどっ!」

「………………。」



そう言って本当に面白そうに笑っているのは硝子だった。

何も面白い事はない悟は、黙って硝子の前に座って、彼女が笑い終わるのを待っていた。




「はーっ…ウケるっ、あんた結婚したての頃私に何て言ったか覚えてる?」




笑いながら硝子は昔話を始めた。




10年前、3人だった同級生が2人だけになった後。

急に五条悟が結婚すると言い出した。




硝子はあまりの衝撃に加えていたタバコを落とした。

悟が地面に落ちる前にタバコをキャッチして、硝子の口の中にタバコを戻した。

それでやっと止まっていた硝子の時間は動いた。




「……あんたが誰かを好きになるなんて思わなかったよ…。」




夏油傑が呪詛師になって、更に人と線を引いた様に見えていた。




そんな友人にめでたい話があるなら、素直に祝ってあげたい。




本当は嫁に全力で逃げろと伝えたいが。



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