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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第4章 あなただけは絶対に嫌なんです


しずくは大きくため息を吐くと、だんだん怒りが込み上げてきた。




目隠しをされているからと言って、本当に分からないとでも思っているのだろうか。




しずくは写メで連打された当たりからすでに悟を疑っていた。

あんなゲスな行動をするのは悟位しか思い付かない。




悟が邪魔をしてくるとは思っていたが、自ら抱きに来るとは思わなかった。




(……それにしても……。)

思い切り抱かれたな…。




目隠しをしたってその手が誰なのか、耳元で聞こえる吐息が誰の声なのか分からないはずないのに。




(…自分だったら分からないだろうから、考えついた事なんだろうな…。)




きっと悟なら気が付かないのかもしれない。

暗闇の中で触れた肌が、10年間触れていた嫁だとしても。




腰を動かすと、ぐっしょり濡れた下半身とシーツに不快感を覚えた。




今さらこんな風に抱いてどうしようと言うのだろうか。



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