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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第3章 今夜不貞を働きます


いつも香るしずくの匂いではなかった。




ちゅっ…ちゅっ…。




何度も唇を擦らせてしずくの口の中に舌を入れ、逃げる舌に絡み、口内を舐めた。

確かにここ最近、こんなキスをした記憶が無い。




少し唇を離してしずくの顔を見下ろした。




しずくは見たことのない位に顔を染め、少し開いている唇は今のキスで潤んでいる。




「……気持ちいい…です……。」




そう囁く様に言ったしずくに、悟は苛立ちを覚えた。




恋がしたいとか言っていたって、結局はただの欲求不満だっただけじゃないか。

少し真面目に考えていた自分がバカらしくなった。




この情欲を解消してやれば、また元通り従順な妻に戻るのだろう。




(……なら望み通りに……。)

満足させてやればそれでいいはずだ。




悟は再びしずくの唇を塞ぐと顔を撫でていた手を、そっと胸に移動した。




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