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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第15章 最終章


最後は力無く言った悟に、しずくは顔を上げた。

本当に辛そうな悟と目が合う。




「…私が居ないから、やつれちゃったの?」

しずくの言葉に、悟はスリッと自分の頬を触った。

「……睡眠時間は変わってない……食欲はちょっと無くなった……。
しずくが家に居ないから……。」




正直、ここまで悟に影響するとは思わなかった。

少し可哀想になったが、まだ聞きたい言葉は出てこなかった。




「私が居なかったら、どうしてそんなになるの?」




もう気付いて欲しい。

私はあなたの何者なのか。

あなたの言葉でハッキリ伝えて。




悟が顔を上げてしずくを見た。

目が合った悟を見て、その目がとても綺麗で、何度でもその顔に恋をしそうだと思った。




「僕はしずくが大切なんだ……世界一…。」




情から大切に変わった様だ。

それでも好きと言う言葉は出てがなかった。


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