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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第15章 最終章


「…元気でしたよ…全然。」

少しでも悲しそうな顔をしていたなんて、悟には伝えたく無かった。




七海の言葉に、悟の頬がピクッと動いた。

そんな事を気付かない様に、七海も硝子も突っ込まなかった。




ーこの男は何がしたいのか。

探る様な目線で、悟の動向を伺った。




(凄く面白い光景だな…。)

悟に何か罰が下ればいいのに。

そんな思いが思考を占拠していた硝子は、ニヤッと笑ってその光景を見ていた。




その時に、悟のスマホからピロンと音が鳴った。

スマホを確認した悟の顔色が変わった。




「……しずくが病院に行った。」

「は?!」

悟の言葉に、思わず声を出したのは、見物人に徹底しようとしていた硝子だった。




「…しずくが病院ってどういう事だ?本当に元気だった訳?」

詰める様に悟が七海に言った。

「……特段、具合が悪そうには見えませんでした…。」




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