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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第15章 最終章








「七海がこの前岐阜に行ったらしいよ。」

「……ふーん……。」




硝子の部屋で、何をする訳でもなく、ボケッと座っていた。

「…何だ…余裕だな…。」

七海の話題をぶつけても反応の薄い悟に、硝子はガッカリした様に言った。




「……しずくが僕を愛してるって言ったんだよ…。」

呟く様に言った悟に、硝子は椅子を動かして悟に体を向けた。

「僕を愛してるって言ったしずくが、七海と付き合う訳ないだろ。」




しずくならそうだろうな。

硝子はそう思って、目を伏せた。

だからこそ、目の前の悟の態度が気に入らない。




離婚をする時に、自分が笑っている為に、ワザとしずくの心を奪いにいったのでは無いか。

往来の悟の様に、今笑っているならまだ理解出来る。




そんな傷付いた顔をするのはしずくの方のはずだ。

決して、コイツであってはならなかったのに。



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