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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第14章 あなたの何者にもなれなかった


しずくが自分の横に座ったのが分かると、悟は体の向きをしずくに向けた。




「しずく、おいで。」



差し出された腕が、自分の胸の中にこいと言っている。

しずくは争うことはしないで、大人しくその腕の中に収まった。




ぎゅっと悟が自分を抱き締める感触に目を瞑ると、悟の声が聞こえた。




「もう、離婚の理由を教えて。」




悟の言葉に、しずくはゆっくりと目を開けた。




話すつもりは無かった離婚を決めたきっかけ。

今の悟になら話てもいい。

そう思った。




「一緒に行って欲しい所がある。」




しずくが腕の中で発した言葉に、悟はゆっくりと目を瞑った。















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