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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第13章 本当に僕の事分かって無いね!


悟の気持ちを聞いて、おかしいとは思わなかった。

『五条悟』らしいな。

そんな短い言葉だけが頭に浮かんだ。




そしてそれが自分の夫だっただけだ。




分かりきっていた悟の答え。

たったそれだけの答えに、しずくは少し笑った。




「…… しずく何で笑ってるの?」

「ん?…悟らしいなって…。」




しずくが笑えば、釣られて悟も笑う。

そんな時間を過ごしたら、しずくは離婚を考え直してくれるのでは無いかと期待してしまう。




「… しずく…、今日抱いていい?」




そんな期待を込めても、出てくる言葉はこんな事しか言えない。




だってしずくは今日、七海と愛し合うつもりでこの部屋を取っていたはずだ。

あのレストランで、気持ちを高めてその情欲を満たそうとしていた。




不完全に終わったしずくの情欲は解消してあげないと可哀想だろ。

例えそれが自分以外の男から受けた昂りでも。


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