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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第13章 本当に僕の事分かって無いね!


悟はいつの間にか、不貞腐れた様にしずくに背を向けて寝ていた。

しずくはため息を吐いて、ベットに座った。




ギシッとしずくの重みが加わって、しずくは悟に声を掛ける。




「……あなたは私が好きなの?」

しずくのその言葉に、悟は体をしずくに向けた。




「……好きだよ。人として。」

真っ直ぐに見てくる悟に、しずくの目が細くなった。




分かっている。

しずくが聞いている『好き』はそんな意味じゃない。




「僕の愛が無いとダメなの?」




同じ様に悟の目が歪んで、しずくは俯いた。

そんなしずくに、悟は目の前にあるしずくの手を握った。




「僕は… しずくを可愛いと思っても、愛しているとは思えない。

一緒に暮らしたいのはしずくだけなのに、そこには普通の夫婦の愛情は持てない。」
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