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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第13章 本当に僕の事分かって無いね!




「旦那が具合悪いって言ってるのに、愛人ごときと過ごすなんておかしいだろ。」



愛人が居ることがおかしいのだが。

それには怒っていない様だ。

あくまで自分を優先しろと、悟は言っている。




確かに、具合が悪いのは本当の様で、その悟を置いていくには後ろ髪が引かれるのだ。

きっと七海と過ごしても彼に集中出来ないだろう。




「……七海くん……今日は………。」




かなり申し訳無さそうに、しずくは眉毛を下げて七海を断った。




このまま拐っていこうかと思うくらいには、拳が握られた。

だけど、その後ろの悟の表情にそんな気持ちも失せた。




「……分かりました……。」




結局七海は折れて、しずくの横を通り過ぎた。

その時に少し触れた七海の腕に、胸が痛くなった。




バタンとドアが閉まるのを見送って、しずくは小さくため息を吐いて、ベットの上の悟を見た。



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