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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第13章 本当に僕の事分かって無いね!


きっと悟は色々な苛立ちをしずくに軽くぶつけただけなのだろう。




七海が居なかったら、いつもの様に言い返しているだけの、軽い言葉だったのかもしれない。




だけど、目の前で肩を震わせている好きな女の前に、手を伸ばすのは当たり前の事だった。




「…私は今日、あなたが帰ると言っても返さないつもりでした。」

七海の言葉にしずくは顔を上げた。

しずくの目に映った七海は、優しく微笑んでいた。




「あなたが同じ気持ちだったなら、私は嬉しいです。」




しずくの震えていた肩を掴んで、七海は優しく言った。

不覚にも、涙が出そうだった。




「……と言う訳で、いいですよね?五条さん。」

「あ?いい訳ねぇだろ。」




悟に目線を向けた七海を睨んでいる。

七海のしずくに対する行動を見て、苛立ちが更に込み上げている様だ。




珍しく口調が荒くなりそうな声に、しずくは悟を振り返って見た。






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