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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第13章 本当に僕の事分かって無いね!


多分、今自分は悟と同じ顔をしている。

自分の感情に困惑して、俯いている悟を見て。

しずくはそう思った。



しばらくの沈黙の後、声を出したのは今度は七海だった。

「…で?どうしますか?」



その言葉に、2人は七海を見た。

神妙な顔をして俯いていた2人とは違って、七海は腕を組みながら無表情で2人を見た。




「五条さんはしばらく休めば自分で帰れそうですし…。」

七海の言葉に、悟の顔がまた青くなる。



「あんな家に帰るか!僕の家に、僕としずく以外の匂いが付いたんだよ!もう暮らせない!」

「じゃあ、どうするの?引っ越す訳?その間私達は別居でいいの?」



しずくの別居と言う言葉に、思わず笑みが漏れたのは七海だ。



「そんな七海だけが喜ぶ事する訳ないでしょう!」



えー……。



子供の様に駄々をこねる悟を見て、しずくと七海は呆れた様に悟を見下ろす。

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