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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第13章 本当に僕の事分かって無いね!




しずくは小さくため息を吐くと、ベットに横になっている悟に近付いた。

ベットに腰掛けて、悟を覗き込む。




「…どうしたの?」

あの家を出てきたのに、仮病を使っている訳では無さそうだ。

顔色の悪い悟を見て、声のトーンが心配で優しくなる。




「…………勃たなかった……。」

「?!」




ボソッと呟いた悟に、しずくと七海は一瞬固まった。

しばらく沈黙して、横たわっている悟を見下ろした。




「……あなたは勃たなかったら、裸足で逃げるんですか?」

「んな訳あるかっ!」

七海の言葉に悟はガバッと一瞬起きたが、すぐにえづいてまた横になる。




しずくはそんな悟の背中を摩って、悟のえづきが終わるのを待った。




「………最初は大丈夫だったんだ……。」

しばらくしてから、悟はポツリポツリと話し出した。




「…肩を抱いて寝室行くまでは、本当に何ともなくて……。」


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