• テキストサイズ

【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第12章 お互いのパートナーを決めましょう


綺麗な夜景も、美味しい外食も。

悟とは過ごさなかった時間に、気持ちが昂った。




生まれて初めて知った、気持ちの昂りに。

しずくは目を伏せて、その気持ちを味わった。



ザワザワ……。



「?」



先ほどまで静かだった店内が急に騒めき出した。

ふと顔を上げると、七海まで驚いた顔をして、しずくの背後を見つめている。



今ー、私の背後に何がある?



しずくはゆっくりと振り返ると、目を見開いてその光景に釘付けになった。



しずくの目に入って来たのは。




上下黒のスエットに、足元は裸足で。

目隠しすらしていなく、青い顔をして虚な目をしている悟が立っていた。



「っお客様!」



明らかにこの場に似つかわしくない悟に、お店のウェイターが駆け寄って来る。



七海としずくは、声を掛ける事も忘れて、呆然とその悟の様子を見ていた。

驚いていたのだ。




こんな悟を見た事なんて、今まで無かったから。


/ 313ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp