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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第12章 お互いのパートナーを決めましょう


「お客様!」

再度声を掛けられる悟を見て、しずくはハッと我に返る。




「すみません!夫です!」

しずくはガタッと席を立って、悟の横に立った。

「「「?!」」」




あ…マズイ…言い方間違えた……。




奥さんが他の男性と楽しんで食事をしているのを、青い顔で見ている旦那。

まさに、不倫光景の修羅場を思わせる。

更に店内がザワつく。




「………すみません……、お店出ます……。」




しずくは顔を赤くして、それだけ呟いた。




しずくは店を出る準備をする。

顔色の悪い悟は、さっきから無言でただ立っている。




………コレはただ事じゃない。

仕方無い、七海の為に取った部屋に悟を連れて行こう。




「…私も着いて行きます。」




用意を終えたしずくに七海は言った。

「……お願い……。」




万が一、途中で悟が倒れたら、1人では何も出来なかった。


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